いったん終わったはずの警察の捜査が最強の捜査機関・地検特捜部で蒸し返されるとき
(週刊THEMIS 1月号より抜粋)
全国紙司法担当記者が語る。
「これまでの取調べでは示談屋といわれた鈴木浩治容疑者が弁護士資格もないのに交通事故の示談交渉などを請け負い、報酬を『西村真悟』の借名口座に振り込んでいた事がわかっている。西村容疑者は報酬のうち約3千400万円を受け取っていたとされ、政策秘書を含む3人とも容疑を認めた。
西村容疑者が認めている以上、確かに検察側の主張はそのとおりなのかもしれない。しかし、もともとこの問題は大阪府警が手掛けた案件だといわれていた。大阪府警関係者が解説する。
「鈴木については‘04年秋頃から大阪府警の本格調査が入っていた。これに関連して実は西村真悟自身もすでに早い時期に事情徴収されていた。その結果、鈴木は7月に一度書類送検されている。西村事務所としては、この一件でもうこの事件は終わったと判断していたと思われる。そこへいきなり、大阪地検が乗り込んだ形となった。」
西村容疑者は逮捕(‘05年11月28日)前、こんなことを洩らしていた。
「今回の事件は(政府側の)リークで始まった。拉致問題は未解決のままなのに、日朝国交正常化を急ぎたがっている政府の国策捜査である!」
西村氏といえば、超党派の国会議員による「拉致議連」の幹事長を務めており、拉致被害者家族たちにとっては大きな痛手となった。
西村氏を知る政界関係者がいう。
「法律を破った以上、罪は罪としてつぐなわなければならないが、西村は私腹を肥やすような人間ではない。彼には警察や検察関係者のなかにさまざまなことを相談できるような人間がいた。7月に鈴木容疑者が書類送検されたということは、その時点で検察官は西村の逮捕を見送ったということであり、それがこれだけ短期間に一転→逮捕となったことには不可解な点も多い」
西村氏は‘05年9月、小泉純一郎首相について「あれ(小泉)は狙撃してもいい男だ」と発言。拉致問題への取り組みや北朝鮮への経済制裁に消極的な姿勢を見せていた小泉首相を断固批判していた。自民党筋も「あまりにもタイミングがよすぎる。国策捜査とまではいいたくないが、小泉政権にとっては都合がいい」と、洩らす。
拉致議連関係者もいう。
「西村氏は逮捕に際して『救う会』のブルーリボンのバッジをつけていたが、さぞかし無念の思いだったと思う。平沼赳夫氏の自民党離党といい、安部晋三氏を慕っていた若手議員の落選といい、拉致問題を中心に政界を冷静に見てみると、人一倍熱心に活動していた政治家がほとんどパージされていることに気がつく。たんなる偶然とは思えないのだが・・・」(拉致議連関係者)
とくに西村氏は横田めぐみさんについて、国会で初めて政府の対応を追及したことでも知られていた。訳知り顔の一部のメディアが報じたように「バリバリ右翼の危ない政治家」と断じてしまっては、あまりに浅薄だ。
WBCは日本の優勝で幕を閉じた。
そして、
高校野球、プロ野球の開幕。
野球に関する日程が目白押しである。
このプロ野球であるが、
最近、契約更改の場に、「代理人」という者が同席するという傾向がある。
球団側は経営のプロ、つまり、交渉のプロ。
選手といえば、脳みそが筋肉で出来ているような、野球馬鹿。
明らかに、米流の言うところの「アンフェアー」な状態である。
ここに選手側が「代理人」を同席させる事に何の違和感があるのか?
交通事故における示談交渉。
ここにもアンフェアーな状態が発生する。
一方は、契約の妙により自らの「非弁活動」をも霧散しているー
保険会社の示談交渉のプロ、所謂、百戦錬磨の兵。
他方は、法律知識、経験に乏しい被害者。
この哀れな被害者にも「代理人」の同席が必要ではないのか。
本来、この「代理人」の役目を為すべきは弁護士。
しかし、弁護士の着手料を聞いて、一般庶民は躊躇する。
「成功報酬」が原則の「示談屋」が生まれる土壌がそこにはある。
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