新台湾入門①「台湾は中国の一部?」

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◆ベルリンオリンピックと同様に政治の固まりであった北京オリンピックが閉幕した。
いよいよ中国共産党の真骨頂が発揮される。

一方、台湾は総統選挙を終えたが、景気が全く改善されず国民は馬英九総統への不満を露にし出し、支持率は下降線を辿っている。
しかし、ここで認識すべきは「台湾は日本の生命線である」という事実である。

◆「新台湾入門 台湾をより深く理解する為に・・・」(日本と台湾の未来を考える会)
全15ページもあるので8回に分けて紹介させていただく。

目次
1.台湾は中国の一部?
2.台湾の歴史
3.中国でもない、独立国でもない?
4.では、どうすれば?
5.日本時代の台湾?
6.台湾の国際地位
7.日本の役割
8.あとがき


1.台湾は中国の一部?
皆さんがご存知のように、世界中で台湾と国交を結んでいる国がどんどん減っています。
日本国もその内のひとつで、1972年の日中国交回復と共に、中華人民共和国(以下中国)と
国交を結び、同時に台湾とは国交がなくなりました。
これは、国と国との政治的な行き来が無くなった事を意味し、ビジネスや観光面では依然として
行き来があり、観光客の往来などはビザなし渡航も可能となり、年々増加の一途をたどっています。

  中国は、「台湾は中国の一部である」と世界中にアピールし、台湾と国交のある国に対し、ムチと飴の両面で攻勢をかけ、台湾との国交断絶を迫っています。
中国が使う「飴」は日本からの四兆円を超える政府開発援助を原資とし、それらの援助資金は
中国国民の生活の安定や向上に使われることなく、エネルギー資源確保のために、アフリカ諸国
に対する開発援助や、宇宙開発、軍備増強に使われているのです。
これらは皆さんが日本国政府に払っている税金です。
中国は、ある時は開発途上国として、ある時は世界に冠する大国として、都合のよいように
振舞っているのですが、これらに関する話は別の機会に譲ることとします。

 私たち日本人は、台湾に対して、何となく独立した国であるという気もしますし、
そう言われてみると中国の一部の様な気もする、という印象を持っているのではないでしょうか。
それよりも、夜店が楽しく、食べ物が美味しい所、女性にとってはエステなども有名なのかも
しれませんが、そういった感覚が先行し、台湾の今、置かれている国際地位に関しては
全くの無頓着・・・・・これが正直な所ではないでしょうか。
 勿論、夜店や屋台、台湾料理やエステも台湾の一部であることは確かですが、世界中で一番、
日本という国と日本人を理解してくれている国は台湾であることを忘れてはなりません。

ここでは私たち日本人と台湾との関係、台湾が現在置かれている立場などを簡単に勉強し、
日本の兄弟とも言える台湾を理解するための第一歩として頂きたいと考えています。
そうすることによって、台湾が中国の一部であるのか否かの答えも自ずから出てくることでしょう。

その為には先ず、台湾の歴史を振り返って見ましょう。


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