西村真悟 論文紹介
掲載雑誌:月刊日本 10月号 p.136~139
発行所:株式会社K&Kプレス
コラム名:歴史に学ぶ(十五)
「専守防衛」という妄想
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【論文より抜粋】
ところで、こういう状況は何時か経験していないか。
つまり、この状況は大東亜戦争において、サイパンや硫黄島が陥落して敵の基地となり、
敵がいよいよ沖縄から本土に攻撃を開始してきた時の状況ではないのか。
この状況が生まれるまでには、シーレーンはとっくの昔に制圧され、
制空権と制海権は完全にアメリカ軍のものとなっていた。
そして、この状況下では、国内に物資が来ないのであるから工場は既に稼動しておらず、
陸海軍も特攻作戦以外の反撃はできなかった。
つまり、この状況から組織的で効果的な反撃によって敵を撃退して後退させることは不可能であった。
であるのに、現在の「専守防衛」は、この事態になるまで何もせず、本土に敵が侵攻してから迎え撃つというのである。
頭がおかしいのではないか。
そもそも、ここから反撃しても敵の撃退は不可能であることは、
六十三年前に骨身に染みて思い知らされたのではないか。
ましてをや、六十三年前にはなかったミサイルなどの飛び道具を敵が保有していることを思うと、
核が搭載されたミサイルを撃たれてから初めて反撃できると考えるのがおかしい。
消滅している人間が反撃できるはずがないからだ。
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コメント
投稿者: 日本の桜姫 | 2008年12月01日 14:28