西村真悟 論文紹介
掲載雑誌:正論 3月号 p.37~49
発行所:産経新聞社
コラム名: 日本に仇なす無道の人・小沢一郎に告ぐ
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【論文より抜粋】
その各訪問先で、小沢氏は何を言ったか。
北京では、胡錦涛主席に「日本の解放はあと一歩である」、
従って「私は(日本の解放の為の)人民解放軍の野戦軍司令官です」と述べ、
韓国では学生に、「日本は韓国の南の方の民族が征服してできた国」、また、
「日本人は自分で考えることもできない人間だ」と、自国を卑しめた。
そして、帰国した直後に、前記の記者会見に臨んだのである。
神戸に大震災があった平成七年、内閣は自民と社会の連立内閣で、
大きな問題として浮上してきたのが、「戦後五十年の謝罪問題」であった。
この時は、新進党ができており、党内で小沢氏との懇談、会食が時々あった。
その機会に、私は次のように小沢氏に質問した。
「党首が『普通の国』を目指すと言われているのでお尋ねしますが、普通の国なら、
敗戦後五十年経てば、どういう決議をすると思われますか」
「・・・」にやにやして答えずなので、再び言った。
「日本が普通の国なら、敗戦ほど惨めなことはない。憲法も占領軍に変えられてしまった。
二度と敗戦を経験してはならない。従って、仮に再び戦うようなことがあっても今度は必ず勝つ。
という決議をするのではないですか」
小沢氏は、まわりの議員と笑って取り合わなかった。
さらにあるとき、小沢氏を囲んだ会食の席で、私は、大東亜戦争は勝てた戦争だった、
少なくとも負けないようにできたはずだ、それを突き止めるのが歴史研究だと発言した。
それに対して小沢氏は、
「日本が勝てば困るじゃないか、だって、あの残虐な日本軍国主義がもっと
巨大になるんだから」と言った。
小沢氏は、戦前の日本は「悪」と思っている。
結局、新進党が決定した戦後五十年決議案も、社会党の村山富一のものと変わらない
謝罪と反省の内容になった。それを決める会議で私は大反対をして一歩も引かなかったが、
トイレに立った隙に決議をされてしまった。
その時の座長は、鳩山邦夫しだったが、後年、私に、君が正しかった、すまなかったと言ってくれた。
以上、私が体験してきた小沢氏の概略を述べてきた。その上で、現在の我が国を取り巻く
内外の厳しい状況を把握し、我らが日本国家のなすべき判断を明示したい。
まず、簡潔に言うが東アジアでは戦争は終わっていない。
日本人は、昭和二十年八月に戦争は終わったと思い込んでいる。
しかし、銃による戦争は終わってもアイデンティーウォー、プロパガンダウォーは終わっていない。
戦後六十五年経った現在、相手は激しい対日追撃戦に移っている。
この戦争を仕掛けているのは中国共産党である。
私は本文において明らかなように、今まで幾度も小沢氏を誰何してきた。
一体貴殿は何者なのかと。その言動はどこの為にあるのかと。
そして、小沢氏の年末の中国・韓国訪問と帰国後の記者会見を踏まえて、日本を誇りある国家として再興する為に、ここで明確に諸兄姉にお伝えする。
小沢一郎は、日本の敵である、と。
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